農業体験を通じて棚田を保全し 里山の景観を守る!
静岡県/菊川市で出来る農村・農業体験
農業を通じて日常生活に与える様々な役割やめぐみ、多面的機能への取り組みを公開している全国の農村体験・農業体験を農林水産省の情報からPickupしました。
本格的な就農だけででなく、農業や農村の生活を体験してみたい、里山の動植物と触れ合いたいという方に向けた内容が盛沢山です。
静岡県/菊川市で出来る農村・農業体験『千框棚田で米づくり体験』
開催時期:通年
・千框棚田では、棚田オーナー制度により、春の田植え準備・田植え・草刈り・稲刈りなど年間を通じて農作業を体験することができます。また、スガイ作り、しめ縄作り、生きもの教室や茶草場農法体験、紅茶づくりなど、多くのイベントにも参加することができます。
・農作業体験やイベントでは、絶滅危惧種でもあるニホンアカガエルや在来種の植物など棚田の生きもの観察を通じて、棚田の多面的機能、生物の多様性を学びます。棚田の歴史やその役割についても知ることができます。
・この地域では世界農業遺産に認定されている「静岡の茶草場農法」というお茶づくりが行われており、これは茶草場(採草地)のススキなどを茶畑の畝間に敷く農法です。せんがまち棚田では、イベントを通じて茶草場農法について学ぶことができます。人が農業によって手を入れることで自然が守られており、棚田と周辺の茶草場には多種多様な動植物が住んでいることに気づかされます。
・千框棚田は、オーナーの保全活動だけでなく、学生の研究や企業の研修の場にもなっており、これらの活動が貴重な里山の景観を守ることに繋がっています。
体験できる事
農作業体験 | グリーンツーリズム | オーナー制度 | 生物観察環境学習 |
○ | ○ | ||
伝統行事イベント | 料理教室 | 工芸芸能 | – |
○ | – |
この体験への申し込み・連絡先情報等
静岡県/菊川市で出来る農村・農業体験『千框棚田で米づくり体験』はいかがでしたか?
取り組み主体の情報や参加申し込み等の問い合わせ先を知りたい方は、以下の情報もご覧ください。
■主催情報
取組主体であるNPO法人せんがまち棚田倶楽部は、「日本の原風景棚田を守り、先人の苦労を肌で感じ、子ども達に伝えていこう」と、地域の農家が中心となって、設立されました。この棚田は千枚の田んぼという意味から「千框=せんがまち」と呼ばれており、最盛期には3,000枚もあったと言われています。この名前の由来となっている多数の棚田の復元・保全と棚田文化の伝承、地域振興を目指して活動しています。
また、静岡大学棚田研究会の学生さんたちもNPOと連携し棚田の保全に取り組んでおり、棚田活動のサポートをしています。
■対象者・連絡先情報
ホームページ「棚田いこうよ.net」で検索し、お問い合わせフォームから御連絡下さい。(URL)https://www.tanada1504.net/
年間を通じて体験できる棚田オーナーや、賛助会員も募集しています。
※出典:農林水産省WEBページ( https://www.maff.go.jp/j/nousin/noukan/nougyo_kinou/ 農業・農村の有する多面的機能)の公開データ『体験学習や教育の場としての活用事例集』を加工して作成しています。
※情報は令和4年5月度公開のデータを基にしています。リンク先や掲載・取り組み内容は変更されている場合がありますので、予めご理解の程よろしくお願いいたします。
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